YHC ヴィジョン

谷口 明法

聖書箇所 2テモテ1章7節、マタイ28章18〜20節

● みなさんはユース・ハーベスト・チャーチに来ているわけですが、キリストの教会にもいろいろな教会があります。エホバの証人、モルモン教、統一協会というキリスト教のように見せた偽物もありますが、同じキリスト教会でもいろいろな教会があります。それでは、ユース・ハーベスト・チャーチとはどのような教会なのでしょうか?何回かに分けて、ユース・ハーベスト・チャーチについて話していきたいと思います。

● 第一回目として、ユース・ハーベスト・チャーチのビジョンに関してお話ししましょう。ビジョンを見ずに言える人はどれくらいいるでしょうか?

● 「私たちは力と愛に満たされたキリストの弟子となり、日本、アジア、全世界にキリストの主権を宣べ伝える使命が与えられた教会である。」

● 私たちユース・ハーベスト・教会のビジョンの基本となっている聖書のことばは2つあります。ひとつは2テモテ1章7節、もうひとつはマタイ28章18〜20節です。

● 先ずは、2テモテ1章7節を読みましょう。


(1) YHCビジョンその1:力と愛と健全な心を持つ人になる


● ユース・ハーベスト・チャーチのビジョンは教会につながるひとりひとりが力と愛と健全な心を持つ人になることです。聖書には「慎みの霊」と書いていますが、英語では「sound mind」です。慎みの霊というわけの分からない訳よりも健全な心と訳した方がいいでしょう。

● もちろんキリストを信じていない人の中にも健全な心と愛を持ち、力に満ちた人になりたいと願っている人もいるでしょう。しかし、私たちのビジョンは「神が私たちに与えてくださったものは」と聖書に書いているので、聖書の神ご自身が私たちにこのビジョンを持っておられることが分かるので、私たちも神の思いを私たちのビジョンとしたいのです。

● 現代はどのような時代でしょうか?人にレッテルを貼るのはいけませんが、いわゆる「危ない人」が増えている時代ではないでしょうか?若者たちの中に危ない人が増えています。大人の中に危ない人が増えています。子どもたちの中にも危ない子どもたちが増えています。

● 力を持ちたいと願っているし、力、腕力、権力を持っているけれども健全な心を持っていないので、自分の力と権力を用いて人を苦しめる人たちがいます。

● しかし、聖書の神は三位一体の神なので、私たちの存在も「力と愛と健全な心」という人間存在の三位一体に生きるようにと語られるのです。

● すなわち、力と愛と健全な心を持つ人になるということは、逆方向に進んでいる私たちのまわりの世界への大いなる挑戦でもあるのです。大多数は違う方向に進んでいるので、圧力は大きいかもしれません。職場や学校で自分だけが違う存在であるかもしれません。しかし、実はそのことが大切なのです。

● キリストを信じたら問題がなくなり、失敗もしないというのではないことはずっと学んできました。パウロがこのことばを送ったテモテも失敗した人であることが少し前を読めば分かります。

● 4節ではテモテが涙を流す経験をしたことが書かれています。6節では神から与えられた賜物、才能をもう一度燃え立たせるようにとパウロは勧めています。何があったのかは書いていませんが。明らかにテモテは失敗をし、がっかりし、涙を流したことが分かります。

● 私たちはみな失敗をする存在です。ユース・ハーベスト・チャーチにつながる人たちは失敗をしない完全な人にならなければならないというのではありません。しかし、神は私たちに「力と愛と健全な心」を与えてくださる方であることを信じて、この方と共に、歩んでいくクリスチャンを作り出す教会として建てられているのです。

● さて、ユース・ハーベスト・チャーチのビジョンの第二の柱は、マタイ28章18〜20節です。ここから出てきたものがビジョンの後半部分です。「弟子となり、日本、アジア、全世界にキリストの主権を宣べ伝える使命が与えられた教会である。」


(2) YHCビジョンその2:弟子の集まる教会


● キリスト教では、キリストを信じた者は信者とはなりません。聖書はキリストを信じた者を弟子と呼んでいます。信者は信じているだけでなれますが、弟子にはなれません。聖書は私たちが信者以上になることを願っています。弟子になることを願っているのです。弟子とは牧師になる宣教師になるということではありません。人生のインストラクションである聖書のことばを人生と生活のすべての領域に適用して生きていくということです。

● 勉強、仕事、家庭、人間関係、教育、政治、あらゆることに聖書を土台に生きていくということです。クリスチャンでも聖書は信仰や心の事柄の本で、生活や人生にはあまり関係ないと思っている人たちがいます。ユース・ハーベスト・チャーチはそのような考えに対する挑戦でもあります。

● また、キリストの弟子はキリストの主権を認める人です。キリストを人生の王様、主人として生きるのです。そしてそのような人生こそ。最もすばらしいことを経験し、他の人たちが同じ経験ができるように願うのです。


(3) YHCビジョン3:世界的クリスチャンになる


● イエスさまは復活された後40日間、弟子たちに現れて最後の教えをされました。そして昇天されるその直前に弟子たちに与えられた使命、ミッションがこのマタイ28章18〜20節のことばだったのです。

● イエスさまの弟子たちへの最後のひとことですから、最も大切なことを語られたのです。「あなたがたは行って、あらゆる国々の人々を弟子としなさい。」 ということばでした。

● 聖書を学んでいくと聖書の神は神の栄光のために私たちのテリトリーを広げていくことを願っておられることが分かります。アダムとエバが造られた時も、神は「生めよ。増えよ。地に満ちよ。」と拡大のミッションを与えられました。

● しかし、人間の罪は拡大していくことよりも、守りに入り、自分たちだけのことを考えるようになります。その例はバベルの塔です。バベルの塔の時代の人々は言いました。「さあ、われわれは町を建て、頂が天に届く塔を建て、名をあげよう。われわれが全地に散らされるといけないから。」

● 聖書の神は神のすばらしさ、支配が全地、世界中に拡大することを願っておられます。しかし、人間は自分が名を上げ、自分たちの願いだけを成し遂げたいと考えます。

● 自分の人生において、何をするにしてもキリストの栄光を考え、世界を視野に入れること、それがキリストが私たちに願っておられることなのです。

● 決して自己卑下してはいけません。キリストの弟子となったものは、神の栄光のために世界を手に入れるものとなるのです。

● 最後にローマ4章13、16節を読みましょう。「なぜなら、世界を相続させるとの約束が、アブラハムとその子孫とに対してなされたのは、律法によるのではなく、信仰の義によるからである。・・・このようなわけで、すべては信仰によるのである。それは恵みによるのであって、すべての子孫に、すなわち、律法に立つ者だけにではなく、アブラハムの信仰に従う者にも、このこの約束が保証されるのである。」


kingdoman777@infoseek.jp


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