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聖書解釈の一般原則

  (バーナード・ラムによる)


@原語の優位性(この原則の意図は、聖書研究 をへブル語、アラム語、ギリシャ語の研究者に限定してしまうことではない。)
 
A 啓示の適応性(聖書は、正しく人間に理解されるために、人間の考え方に適応させて書かれた神の真理である。聖書は人間の肉体的、社会的生活環境に特有なこ とばで書かれている。神の真理は、人間の考え方との接触点を持っている。さもなければ神の真理は無意味なものになってしまう。有意味で理解しうる啓示であ るためには、啓示は人間の言語および人間の思考形式において伝えられ、人間が経験しうる対象に関係しなければならない。)
 
B 漸進的啓示(神の行動についての漸進的啓示。神は人間を旧約の神学的揺籃期から新約の成熟期へと導かれる。)
 
C 歴史的妥当性(聖書の啓示が与えられた時代の人々が信じていたことや信じていなかったことについて、解釈者はある程度の分別を必要とする。)
 
D 無知を認めること(聖書には不可解な箇所や、どんな解釈者によっても年代を決定することのできないような箇所がある。)
 
E 解釈と適用は別のことであること(「解釈はひとつ、適用は無数」の原則。・・・例:ヨハネ3:30)
 
F 照合すること(盲点や性癖を抑制し、以前の誤った轍を踏むことがないように、過去の知恵によって研究を向上させ、不完全な知識を満たすこと。)
 
G 帰納法(章句の意味を発見するのであって、その章句に意味を帰するのではない。ルターは「最良の教師は、自分の意味を聖書に持ち込む人ではなく、聖書から 意味を引き出してくる人である。」と言った。)
 
H 最も明瞭な解釈を優先させること(不明瞭な解釈よりも明瞭な解釈を、無理やり信じさせられる解釈よりも筋の通った解釈を選び取る。)
 
I 聖句の意味の単一性(この原則を力説することには、二つの根本的理由がある。第一に、それが確定されるときにのみ聖書解釈は可能であり、聖句の意味が単一 であるときにのみ聖書解釈は確定されるからである。第二に、一つ以上の意味が聖句になるなら、神の言葉の意味は不明瞭になるからである。)
 
J信仰の類比(アナロジー・オブ・フェイス/「聖書は聖書によって解釈する」とか「聖 書は聖書自身の解釈者である」ということ。)






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